潤滑ゼリーとローションの違いとは?自分に合う選び方ガイド
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毎日のセルフケアやパートナーとの時間を快適に過ごすために、「潤滑ゼリー」や「ローション」を取り入れる方は増えています。どちらも似たような場面で使われることが多いですが、実際にはテクスチャーや使用感、そしてライフスタイルに合わせた使い方に違いがあります。
「どちらを選べば自分に合うの?」と迷う方のために、それぞれの特徴やシーンごとの使い分けを分かりやすくまとめてみました。
潤滑ゼリーとは?

潤滑ゼリーは、ジェル状でとろみのあるアイテムです。
特徴の一例
・水溶性タイプが多く、軽めの使用感
・やや粘度があるので肌の上でとどまりやすい
・無香料やシンプル処方の商品が多い
医療現場でも利用されることがあるため、安心して選ばれる方も多いアイテムです。デリケートな部分に直接触れるものなので、低刺激を意識した製品が人気です。
使いやすいシーン
・乾燥が気になるとき
・摩擦が気になるとき
・シンプルな使い心地を求めたいとき
私自身も使ってみましたが、ジェル特有のとろみで肌にすっと広がり、必要な場面でやさしくサポートしてくれる感覚がありました。
ローションとは?

ローションは、化粧水のようにさらりとした液体タイプのアイテムです。
特徴の一例
・みずみずしいテクスチャーで全体に伸ばしやすい
・一時的にうるおいを補いたいときに便利
・香り付きやデザイン性のある商品も多い
さっぱりとした使用感なので、気分をリフレッシュしたいときや軽いケアを取り入れたいときに向いています。
使いやすいシーン
・軽やかなつけ心地を求めるとき
・短時間だけうるおいをプラスしたいとき
・香りを楽しみながらリフレッシュしたいとき
実際に使ったときには、すっとなじむ軽い仕上がりで、さっぱりした感覚を得られました。ジェルほどの持続感はありませんが、さらっと感が心地よい印象でした。
潤滑ゼリーとローションの主な違い

| 項目 | 潤滑ゼリー | ローション |
|---|---|---|
| テクスチャー | ジェル状、とろみがある | 液体でさらっとしている |
| 使用感 | 肌の上でとどまりやすい | 広範囲に伸びやすい |
| 仕上がり | しっとり感が長めに続きやすい | 軽やかでさっぱり |
| 香り・デザイン | 無香料・シンプルなものが多い | 香り付き・デザイン性のあるものも |
選び方のポイント

どちらが良いかは一概には言えません。大切なのは「そのときの目的や気分に合っているかどうか」です。
乾燥が気になるとき
肌のうるおい不足が気になるときには、ジェル状の潤滑ゼリーが心強い存在です。とろみがあるので肌の上にとどまりやすく、安心感を得やすいでしょう。
さっぱり感を重視したいとき
軽やかな使用感を求めるなら、ローションがおすすめ。さらっと伸びて肌になじむので、短時間のケアや気分転換にぴったりです。
香りを楽しみたいとき
リフレッシュや気分転換を兼ねたい場合には、香り付きやデザイン性のあるローションを選ぶと気持ちも前向きに。シーンに合わせて取り入れやすいタイプです。
シンプルさを優先したいとき
香料や余分な成分をできるだけ避けたいときは、無香料・シンプル処方の潤滑ゼリーを選ぶ方が多いです。安心感を重視したい人に向いています。
上手に使い分ける工夫

日中のケアにローション
外出前や気分を変えたいときに取り入れるとリフレッシュしやすいです。
夜のリラックスタイムに潤滑ゼリー
ゆっくりしたい時間や乾燥が気になるときに使うと安心感があります。
併用もアリ
広範囲にはローションを、ポイントにはゼリーを使うなど、組み合わせて使うのもおすすめです。
まとめ

潤滑ゼリーとローションは、似ているようでそれぞれに特徴があります。
潤滑ゼリー:とろみがあり、しっとり感を求めるときに向いている
ローション:さらっとしていて、軽くうるおいをプラスしたいときに便利
どちらも「目的や気分に合わせて選ぶ」のが大切です。両方を常備しておいて、その日の状態に合わせて使い分けるのもおすすめです。
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医師監修
宗田聡先生(医学博士・産婦人科・産業医)
広尾レディース院長/茨城県立医療大学客員教授