デリケートゾーンの乾燥が気になるあなたへ|私がたどり着いた“心地よさ”の見つけ方
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最近、「なんだかムズムズする」「いつもより乾いている気がする」そんな違和感を覚えることはありませんか?
乾燥といえば顔や手足を思い浮かべがちですが、実はデリケートゾーンも年齢や生活習慣の影響で乾きやすくなる部分です。
けれど、その悩みはなかなか人には相談しづらく、自分でも「気のせいかも」と見過ごしてしまいがち。
私自身もそうでした。この記事では、そんなモヤモヤを抱えた経験をもとに、デリケートゾーンの乾燥ケアについてお話ししていきます。
1. デリケートゾーンが乾燥する原因とは?

肌と同じように、デリケートゾーンも外部からの刺激や年齢によってうるおいを失いやすくなります。
私が感じた“違和感”の背景には、こんな原因が隠れていました。
◇ ホルモンバランスの変化
加齢による女性ホルモンの変化は、粘膜や皮膚のうるおいにも影響します。
潤いを保っていた粘液の分泌量が減り、「乾いている」「突っ張る」といった不快感に。
◇ 過剰な洗浄や摩擦
ナイロンタオルや洗浄力の強すぎるボディソープでゴシゴシ洗っていませんか?
実はそれが、必要な潤いまで洗い流していることもあるんです。
◇ 化繊の下着や通気性の悪い服
私の場合、ぴったりとした化繊の下着を好んでいたのも原因でした。
湿気がこもることでかえって乾燥を引き起こす、という矛盾にも要注意です。
2. 私が試してみてよかった「乾燥対策」

デリケートな悩みだからこそ、いろいろ調べ、いろいろ試しました。
その中で「これは続けられる」と感じたことをいくつかご紹介します。
◇ やさしい専用ソープに切り替えた
まずは毎日の洗い方を見直しました。
pHバランスが整ったデリケートゾーン専用のソープに変えてから、つっぱるような感覚が軽くなりました。泡立ちもやわらかくて、洗う時間が「ケアの時間」になったような気がします。
◇ 保湿の習慣を取り入れた
顔やボディに保湿するように、デリケートゾーンにも保湿が必要。
最初は抵抗がありましたが、ナチュラル成分の潤いジェルを使ってみると、不快感が驚くほど軽減。綿の下着に変えたのも相性がよく、肌の調子が安定しました。
◇ ナプキンやおりものシートの見直し
素材や吸収力も乾燥に関わるんですね。
通気性がよく、肌に触れる面がコットン素材のものに変えたところ、かゆみやムレも落ち着きました。
3. こんなサインは乾燥かも?見逃さないチェックポイント

「乾燥してるかも」と気づいたのは、こんな変化でした。
- ショーツを脱いだとき、かゆみやヒリつきを感じる
- 特に生理後にムズムズ感が強まる
- デリケートゾーンの色味や肌質が以前と違う気がする
- パンティライナーや下着のこすれが気になるようになった
体の声を無視せず、気づいたタイミングで見直すことが大切です。
4. デリケートゾーンの乾燥ケア|選び方のポイント

いろいろな商品がありますが、選ぶときに大事にしたいのは「安心して使えること」。
私が意識していたのは以下のようなポイントです。
| チェックポイント | 理由 |
|---|---|
| ☑低刺激・無添加処方 | 敏感な部分に使うからこそ、余計な刺激は避けたい |
| ☑保湿力の高さ | しっとりが持続するものを選ぶと快適さが違う |
| ☑香りやテクスチャーが自然 | 香料や強い香りは刺激になることも。自然派のものを選ぶと安心 |
| ☑毎日使い続けられる価格帯 | 習慣にしたいからこそ、無理なく続けられることが大切 |
一度合うものに出会えると、ケアがぐっと楽になります。
5. ケアは「特別なこと」じゃない、自分をいたわる日常のひとつ

以前の私は、「そこまで気を使わなくても…」と思っていました。
でも実際に向き合ってみると、乾燥を防ぐことで心まで軽くなるような、そんな変化がありました。
スキンケアやヘアケアと同じように、デリケートゾーンのケアも日常の一部。
特別なことではなく、「自分をいたわる小さな習慣」として、これからも続けていきたいと思っています。
6. 最後に:同じ悩みを持つあなたへ

もし「乾燥してるかも?」と思ったら、まずはちょっとだけ生活を見直してみてください。
難しいことではなく、できることから少しずつ。自分の心とからだにやさしくなれる時間が、きっと見つかるはずです。
オンプドットコムでは、そんな日常に寄り添うフェムケア商品をそろえています。
肌へのやさしさと使い心地にこだわったラインナップを、ぜひのぞいてみてください。
医師監修
宗田聡先生(医学博士・産婦人科・産業医)
広尾レディース院長/茨城県立医療大学客員教授